
バーチャル製図教室の心得
バーチャル製図教室では、
一般的に「利用者が出入り口からアプローチし、エントランスホールに入り、
そこから目的の室や部門へ向かう」といった形で動線が展開され、
アプローチからの動線に対して、各ゾーンがどのような位置関係になるか掴みながら
内部の居室配置を考える必要があることを学んできた。
これまでの考察でも考えてきたように、アプローチの考え方が複数あれば、
内部の利用者ゾーンと管理ゾーンの関係性もその分増える。
アプローチのとり方ひとつとっても、何らかの理由によって判断を間違えれば、
ゾーニングが課題文条件から大きく狂ってしまうことになる。
スライドに示して説明してきた図は、A・Dというたった2つの案でも、
使えるボリュームや上階の動線計画までもが全く違ったものになることが見て取れる。
アプローチやゾーニングを安易に考え、決め打ちで進んでしまうことの危険性が実感できたのではないかと思う。
2時間ちょっとでプランをまとめ上げる必要があるので、
プランニングを詰める段階で、ゾーニングが成り立たない、はい、もう一回やり直し・・・
というわけにはいかいない。
そうならないためには、プランニングに入る前の段階から最適解を選び取って進んでいくことが必須となる。
早い段階から最適解で進んでいくためには、
「このゾーニングならアプローチも空間構成も大丈夫」
「あのゾーニングは空間構成は満たしているけどアプローチに難あり」
というように、内部ゾーニングのパターンにある程度幅をもたせて可視化し選んでいくことが欠かせない。
そうやって、条件内で建築物全体として最適にまとまるアプローチやゾーニングを、
プランニングに入る前の早い段階で見つけなければならない。
アプローチ・ゾーニングの最適案を見つけていくプロセスが合否を左右する。
だから、ここをバーチャル製図教室でしっかり構築しよう。
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