
【受講生からの質問】外構計画について
【生徒さん】
外構・駐車場位置・建物出入口の位置決めを最初に行うのが難しいのですが、これは仮決めと思って決めておくでもよいのでしょうか?
【アミクミアンサー】
最初の手順になるイメージ図についてですね。その通りです。
イメージ図における外構計画は、周辺環境の評価をもとに一つの案として暫定的に決めておくという位置づけです。
エスキス手順においては、課題文を読んでまず全体のゾーン配置をイメージ図として書いていきます。
その後、機能図にて条件整理し、断面の検討を済ませ、建築物の外形を決めていきますが、
検討を重ねた結果、最終的なゾーニングにおいて、仮定していた外構の位置が変わることももちろんあります。
外構計画は、内部のゾーニングに大きな影響を与えますので、
「様々な条件を総合的にとらえ、あらゆる可能性を考えながら条件に合うゾーン配置を探り、最もまとまりそうな案で計画を進める。
うまくプランニングできなさそうであれば、他の案についても検討をしてみる」
といった具合に、外構や内部のゾーン配置による内部計画の可能性を探りながらプランの最適解を探します。
自分が最初に持ったイメージを固定したままプランニングへ進むと、条件をとらえきれていなかった場合や、判断のミスがあった場合に引き返すことが難しくなります。
あくまでも、外構の最初のイメージは仮のもので、プランの方向性によっては変わるものと考えてください。
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